• "裁判官"(/)
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  1. 仙台市議会 2015-01-21
    総務財政委員会 本文 2015-01-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、総務財政委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、人事異動に伴う職員の紹介について当局から申し出がありますので、総務局から順次紹介願います。 2: ◯総務局長  人事の紹介に先立ちまして、このたびの衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査におきまして、市職員による不適切な処理とその後の一連の対応により、市政への信頼を著しく損ねることとなりましたこと、また、市職員を刑事告発する事態となりましたことにつきまして、改めて委員の皆様に深くおわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。              〔出席者名簿に基づき紹介〕 3: ◯会計管理者              〔出席者名簿に基づき紹介〕              《閉会中継続審査について》 4: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「第3回国連防災世界会議について」であります。  総務局より説明願います。 5: ◯総務局長  国連防災世界会議につきましては、これまで本委員会において準備状況などについて機会を捉え御説明してまいりました。会議まで残り2カ月を切りましたが、会場となる仙台国際センター展示棟も竣工し、会議参加者案内誘導などをお手伝いいただく語学ボランティアの研修も予定どおり進行するなど、国の内外からの参加者の皆様をお迎えする準備を進めてきているところでございます。また、本体会議パブリックフォーラムなど、会議の開催内容につきましても固まってきたところでございます。  本日は、会議の実施概要について、次長兼国連防災世界会議準備室長より御説明申し上げます。 6: ◯総務局次長国連防災世界会議準備室長  それでは、第3回国連防災世界会議実施概要につきまして、御説明申し上げます。  お手元の資料をごらんください。  まず、会議の全体像をごらんください。  この会議は、大きく本体会議関連事業とに分けられます。本体会議は、国連が主催するもので、国連総会に準ずる格付の会議となっております。関連事業は、多様な主体により実施されるシンポジウムセミナー各種展示などのパブリックフォーラムと、地元の実行委員会などにより実施されます歓迎事業情報発信事業などで構成されております。
     次に、スケジュールをごらんください。  ここでは、主に関連事業のうち、その主要な項目につきまして、会議開催期間中の実施スケジュールを記載してございます。  会場マップでは、本体会議関連事業の会場を地図に示したものとなっております。本体会議が開催されます国際センター以外にも、パブリックフォーラムや展示などにより、市内の中心部の多数の施設が使用される予定となっております。  それでは、本体会議の概要について、御説明申し上げます。  国連防災世界会議は、3月14日土曜日から18日水曜日までを会期といたしまして開催されるもので、13日には政府間準備会合などの準備手続に当てられることとなっております。主催は国連で、国連加盟国国際機関国際NGOなどから5,000名以上の参加が想定されております。首脳、閣僚級の方々も参加するハイレベルな会合となっております。  会議の目的、成果につきましては、2005年に兵庫県神戸市で開催された第2回国連防災世界会議で策定された、世界の防災の取り組み指針である兵庫行動枠組の後継となる、新しい枠組みを策定することなどとなっております。  現時点における会議プラグラムにつきましては、会議構成案のとおりとなっております。以下、これらの内容について、概略御説明申し上げます。  まず、政府間会合につきましては、13日に準備会合が開催された後、14日からは開会式を初めとして、国連加盟国国際機関などが一堂に会して行われる全体会合などが予定されており、最終日の18日には、新しい世界の防災の枠組み行動枠組みが採択され、閉会式を迎える予定となっております。  本体会議におきましては、このほかに各国の首脳、閣僚級が参加する閣僚級ラウンドテーブルも実施されます。表のセッション名にありますような、新しい枠組みに採用される予定の主要な優先事項と行動について、対話型の議論を行う会合が五つ予定されているところでございます。  次に、主要関係者との対話につきましては、首脳、閣僚級参加者に、地方自治体や民間企業などからの参加者も加えた会合で、記載のとおり三つのテーマで行う予定となっております。  国連防災世界会議では、政府間会合のほかにも、さまざまな関係者による会合が多数予定されております。ワーキングセッションでは、防災にかかわる多様なテーマのもと実施される会合でございまして、会議参加者であれば自由に参加、傍聴ができるものとして、全体で33のセッションが予定されております。  本体会議では、これらの会合以外にも、記載されておりますようなリスク賞授与式笹川賞授与式、イグナイトステージといった関連イベントが開催されることとなっております。また、国連が直接所管して実施される会議参加者向けパブリックフォーラムとして、チルドレン&ユースフォーラムTVフィルムフェスティバルも予定されているところでございます。  この会議では、国連主催の会議における共通の取り組みといたしまして、会議のグリーン化障害者参加促進が掲げられており、ここでは今回の会議におけるこれらの取り組み内容について記載しております。本市といたしましても、グリーン化の分野では、会議参加者向けのタブレットの貸し出しや、DATEBIKEを参加者向けに無料で提供するなどの取り組みを実施するほか、アクセシビリティにつきましても、国連や日本政府と連携し、ヘルプデスクの設置や宿泊、輸送等の分野で支援を行うこととしております。  続きまして、本体会議で使用する各施設とその使用目的について、図で示しております。各種会合につきましては、国際センターと新しい展示棟で開催されます。国際センター駅は、会議参加者向けの受け付け、ID発行セキュリティチェックの場所として1階コンコースの部分を使用するほか、2階のスペースを郵便や両替、トラベルデスクなどの会議参加者向け利便提供の場として使用することといたしております。また、仙台市博物館につきましても、会議期間中は休館にしていただき、会議参加者向け特別展示を実施していただくほか、主として会議参加者向けおもてなしや、日本文化の体験の場などとして活用することといたしております。  なお、図の中でオレンジで囲まれた部分につきましては、国連が直接管理するエリアでございまして、IDを持つ会議参加者以外は入場できないなど、厳重な規制がしかれる予定のエリアとなっているところでございます。  続きまして、地元の実行委員会により実施されます開催支援業務のうち、主要なものとして、会議参加者に対する宿泊予約業務、オフィシャルホテルと本体会議場などを結ぶシャトルバスの提供及び会場における医療や消防、救急搬送の体制について、その概要を記載してございます。  続きまして、パブリックフォーラムについて記載しております。  パブリックフォーラムは、国連防災世界会議公式行事として位置づけられているものでございまして、本体会議とは異なり、広く一般に公開して実施されますシンポジウムセミナー、展示などのイベントでございます。全体の調整、運営につきましては、実行委員会が担当し、一つ一つプログラムは公募などにより選定された主催者が実施するものでございます。  東北大学川内萩ホールを会場に開催されます東日本大震災総合フォーラムの日程、テーマ等について記載しております。これはパブリックフォーラムの中核となる事業で、政府と実行委員会とで分担し、5日間で合計九つセッションを実施する予定としております。  まず最初に、主催者を公募したシンポジウムセミナーについては、現時点では300を超えるセッションがエントリーされております。各セッションの内容につきましては、実行委員会ホームページにそのリストを掲載しておりますが、現在、個別のセッションの内容について改めて各主催者のほうに照会し、その内容をもとにパブリックフォーラムの全体像がわかるようなプログラム冊子を作成しているところでございます。2月の初旬には、冊子とホームページにより、市民の皆様にもお知らせする予定としているところでございます。  また、パブリックフォーラムの中におきましては、二つのテーマ館が予定されております。市民活動サポートセンターでは、市民協働と防災をテーマとした一連のシンポジウムやワークショップが、エル・パーク仙台におきましては、女性と防災をテーマとしたシンポジウムや展示などが実施されることとなっております。  さらに、青森、岩手、宮城、福島の4県におきましても、それぞれの県内において、防災や復興などを発信するシンポジウムパブリックフォーラムの一環として実施していただくこととなっております。  東北防災復興パビリオンは、青森、岩手、宮城、福島の4県及び県内市町村と連携し、震災後の東北の防災と復旧・復興に関する展示を実施するものであります。震災の経験と教訓を会議参加者の皆様などに広く発信する場となっております。  また、世界の防災展というテーマで、国内外の諸団体により、ブース展示ポスター展示がメディアテークや東京エレクトロンホールなど複数の会場で実施される予定となっております。  続きまして、勾当台公園と市役所前の広場などにおいて実施されます屋外展示について記載してございます。市民の防災意識を高めていただくための展示や、海外からの参加者と市民との交流の場となるような展示、さらには消防車両などの災害対応の機材などを展示することとしているところでございます。  防災産業展in仙台は、夢メッセを会場に行われます大規模な産業展示でございまして、日本のすぐれた防災技術を世界に向けてPRする場として位置づけているところでございます。  次に、歓迎事業情報発信事業についてでございます。  まず、実行委員会主催歓迎レセプションについてであります。  地元主催レセプションは、ホテルメトロポリタン仙台を会場に、3月15日の日曜日に開催されます。本体会議参加者の皆様のほか、市議会議員の皆様、地元関係者協賛企業などの方々を招待するものでございまして、1,500名規模を想定しております。  なお、市議会議員皆様宛て招待状につきましては、本日、会派の控室に配付させていただいておりますので、委員会終了後、御確認いただければと存じます。  続きまして、本体会議参加者向けに実施されます会議の公式視察スタディツアー会議終了後に実施されますエクスカーション等について記載してあります。  スタディツアーにつきましては、市内の被災地や復旧・復興の現場をめぐるツアーのほか、県内の被災地をめぐるもの、さらには県外まで足を延ばすものなど、関係者の御協力のもと、多様なツアーが全26コース予定されております。  エクスカーションにつきましては、東北各県が企画運営の主体となり、東北の自然や食などの魅力を堪能できるコースが6コース用意されております。  さらに、会議参加者のうちVIPの方々につきましては、配偶者を同伴される場合も想定されますことから、市内の温泉地日本文化おもてなしを楽しむ配偶者向けプログラムも御用意しているところでございます。  歓迎装飾につきましては、既に14日から、参加者の動線となる街路のほか、市内の主要な商店街などに歓迎フラッグなどを掲示しているほか、仙台駅や仙台空港には大型のフラッグや看板を設置しております。  会議参加者おもてなしの場といたしましては、博物館の1階ロビーを会場とし、東北各県の観光や物産の案内のほか、伝統文化の実演などを行うこととしております。さらに、仙台駅構内や東北ろっけんパークなど、会議参加者を含めた多くの人々でにぎわう場所と想定される場所におきまして、観光物産展を開催することといたしております。  会議参加者向け情報提供といたしましては、東北各県の魅力を満載した東北ガイドブックを新たに7,000部作成し、会議参加者に配付することといたしております。また、るるぶ特別編集において国連防災世界会議特集号を発行し、仙台のまちを楽しむ情報を提供することとしております。  続きまして、会議を契機といたしまして子供たちが世界に目を向けたり、会議参加者子供たちの防災の思いを伝えることができるような事業企画について記載しております。タンブラープロジェクトは、子供たちが書いた絵やメッセージをエコカップに封入し、会議参加者に配付するものであります。また、国際理解教育リーフレットを作成し、国連防災世界会議について学習していただくほか、絵画・ポスターコンクールなども実施していただいているところでございます。  会議の場でさまざま活躍していただく予定の語学ボランティアにつきましては、会議開催までに7回の研修を実施し、本番に臨んでいただくこととしております。現在、369名の皆様に御登録いただいているところでございます。  最後に、これまで実施してまいりました広報活動の概要をお示ししてございます。  市政だよりを初め、新聞、ホームページ、SNSなどのさまざまな媒体で本市の会議開催をPRしてきたほか、プレイベントの開催や各種印刷物PR用グッズの作成、配付を実施したほか、さまざまなイベントにも参加し、プレゼンやブース出展パネル展示などの広報活動を行ってまいったところでございます。  また、2月は地元メディアと連携いたしましたPR活動を予定しており、スポットCMの放映や情報番組でのPRなどを行い、会議開催へ向けて、なお一層、機運醸成に努めてまいりたいと考えているところでございます。  会議まで残りわずかとなっておりますけれども、国連防災世界会議準備室はもとより、全庁挙げて開催へ向けた準備を進め、この会議を成功するよう全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしく御協力のほどお願い申し上げます。 7: ◯委員長  ただいまの説明を含めて、本件について質問等はありませんか。 8: ◯すげの直子委員  私から2点お伺いしたいと思います。  1点目は、ことしの新年のつどいの御挨拶の中で、国連防災世界会議の際は、これまでにないような交通渋滞が発生する心配があるというようなお話がされました。それほど心配をしていなかった部分なので非常に印象に残ったわけですけれども、開催期間中の交通渋滞対策など、どのように想定をされて、どう対応されるのかお伺いしたいと思います。 9: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  今回、本体会議参加者の皆様が円滑にホテルと会議場間、あるいは会議場であります仙台国際センターパブリックフォーラムの会場間を円滑に移動できるよう、参加者専用シャトルバスを運行することといたしております。多数のシャトルバスを運行することになりますことから、市中心部におきまして、朝晩を中心に渋滞が発生することが想定されております。できる限り渋滞を抑制すべく、想定のバスルート上におきまして、実際の会議日程を前提といたしました交通量調査やバスの試走を行い、どこでどの程度の渋滞が想定されるのかを洗い出し、適切なバスの運行ルートの検討を進めているところでございます。さらに、こうした調査で明らかになった課題を解決すべく、宮城県警察本部仙台中央署や宮城県タクシー協会などと協議を進めているところでございます。会議の成功に向けまして、できる限り市民生活への影響を少なくしつつ、会議参加者の移動の利便性が向上しますよう、準備を進めてまいりたいと考えております。 10: ◯すげの直子委員  できる限り市民の方々の通勤ですとか、通学の妨げにならないような対策をぜひ進めていただきたいというふうに思います。  もう1点は、この間、ちょっと私も市民の皆様からお聞きしたりした中で感じてきたことなんですけれども、例えば、今回の国連防災世界会議の中で、市と連合町内会長会主催シンポジウムが開催されることになっているんですが、この開催に当たって単位町内会にまで協賛金負担金のようなものが求められて、どういうことなんだということでお声が寄せられたりですとか、それから、毎年実施をしております男女共同参画せんだいフォーラムが、今年度は女性と防災せんだいフォーラムと名称も変わりまして、しかもテーマも、これまでは自由だったんですが、絞っての開催になったと聞いたりしております。国連防災世界会議の開催ということで、かえって市民に負担を負わせたり、市民の活動に縛りや制約をかけるということになるのでは、本末転倒だというふうに思います。国連防災世界会議が開催されることが、市民の活動や今後にとって本当に役立つものにならなければならないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 11: ◯国連防災世界会議準備担当局長  連合町内会の事例につきましては、詳細までは把握しておりませんでしたけれども、パブリックフォーラムの実施に当たりましては、主催者の皆様に施設の使用料、こういったもの以外に、プロジェクター、それからスクリーン、机、椅子など、会場にセットしているこういった備品の使用料というもの、それから、当日いろいろ技術スタッフというのがかかわりますので、こういった負担も分担していただくというような形でお願いしておりました。  私たちとしては、できるだけ多くの方々がフォーラムを実施していただけるよう、その部屋の大きさに応じまして5段階に負担金の額を設定してきたところでございます。連合町内会の件につきましては、そもそも市民協働という観点からも、以前よりともにやってきたという関係でございますので、今、委員御紹介ありましたとおり、共催というような形で、その負担金の部分につきましては仙台市が負担するという形で進めてきておりましたが、ただし、会議の内容というものにつきましては、やはりその団体のほうのお考えといいますか、それを尊重して、会費の徴収の仕方についてもそれぞれの団体の考え方を尊重してという形でやってきたものでございます。  また、ちなみに、いろんな市民活動団体の方がその活動について御報告したいといったような場合につきましては、市民活動サポートセンター、こちらがシンポジウムなどの主催者の募集を行っておりましたことから、そちらを紹介し、同センターのほうについてはそういった負担金なしというような形で、また、いろいろチラシ等も作成する場合については助成も行うといった形で進めてきたところでございます。  私たちとしては、今回のパブリックフォーラム、うちのほうでの主催の公募に対しまして、300を超えるといったお申し込みをいただいたところでございまして、市民の皆様が震災の経験と教訓といったものを世界の防災に役立てたいという強い意識があるということを強く感じているところでございまして、今後ともそういったフォーラムを主催する方々との連絡調整を密にいたしまして、施設管理者との協力も得て、この会議が成功するように取り組んでまいりたいというふうに考えております。 12: ◯大泉鉄之助委員  私から2点について伺っておきたいと思います。  いよいよ防災会議、目の前に迫ってまいったわけでありますけれども、この誘致に当たっては、それ相応の経済効果もあるんだというふうな当局の説明でありました。仙台市は5億円以上のお金をこれに拠出いたします。回り回って経済効果が大いに上がって、5億円以上の税収で回り回って入ってくるんだというふうに私は期待をいたしております。  そういう中で、当会議が仙台市開催と決定しました後に、私は10年前に開催された神戸に行って、神戸の様子を伺ってまいりました。そのときに私は愕然としたことがございました。それは、この手の会議は大手の企画会社に東京で丸投げをして、そこで一切合財の準備を進め、物品などもそこで調達をする。よって神戸の会議のときには、ボールペン1本地元で買ってもらうこともなかったし、会議の看板まで東京でつくったものを運んで設置したという話を聞いて、私は、地元の商工会の方々とお話し合いをした上で、市に対していろんなものをぜひ地元で調達をするようにという申し入れをいたしました。  きょう、こうして25ページの説明があったわけでありますが、この中に、印刷物の作成、ポスター3,500枚とか、チラシ4万5000枚とか、ガイドブック3万部とか、あるいはグッズとして缶バッジ、ピンバッジ紙バッグボールペン5,500本、クリアファイル1万枚、あるいはのぼり300本とかと出ていますけれども、よもやこれは地元で全部調達されたんでございましょうねと確認しておきたいんですが、いかがでしょうか。 13: ◯国連防災世界会議準備担当局長  以前よりこの委員会におきましても、そういったお話を頂戴いたしておりました。関連事業の部分につきましては、おっしゃられるとおり、電通東日本といったところに、大もとの部分といいますか、それを委託しております。  ただし、今、おっしゃられましたような缶バッジ、ピンバッジから印刷物、そういったものにつきましては、当然、地元でできないというような、そういうこともなく、いわゆる地元のほうでもそういうのは制作できるということがございますので、実際に我々が委託した会社のほうにつきましては、できる限り発注につきましては、その部門部門ごと、先ほど言いましたようにバッジの部分とか、それから今回、14日からつけましたフラッグとか、それを地元のほうに発注していただきたいというようなことで、それらについて資料のほうも後できちんとわかるように準備しておいてほしいというお話をしておりました。  今、おっしゃられたところ全てについて地元だったかというのは、ちょっと手元のほうにないので恐縮でございますけれども、幾つか缶バッジとかについては間違いなく地元の業者に発注しているということは確認しておりましたので、また改めてその部分については御報告したいと思いますけれども、今後とも、以前より申し上げていますように、やはり仙台、地元のこういったイベントでございますので、地元のほうでできるものについては、地元のほうでやるといったような対応で進めてまいりたいと思います。 14: ◯大泉鉄之助委員  会議の看板なんかも全部、地元発注になるんでございましょうねと聞いておきます。  それから、こういったものを、今、地元で、制作そのものはどこかの地方に委ねることがあるかもしれないですけれども、地元で発注して地元でつくれないものはないというふうに私は思っております。神戸の際にいろいろつくられたものなんかを見ますと、この程度のものは全部仙台でつくれるというふうに思って見てまいっておりますので、集計をしたものはまだ手元にないということでございますが、ぜひ結果として、このとおり地元に発注して、こうでありましたという、いい答弁をいただけるように御準備を願いたいと思いますし、これからの一月半余りの間でこれから発注するものについては、全部とにかく地元でやれるものは地元に発注すると。少しでも、先ほど言いましたように交通渋滞で市民に迷惑までかけるわけですから、少なくとも(「かけない」の声あり)かけないの、かからないの。何らかの市民生活に影響があるわけでありますから、地元にこういったお金がおりることによって、回り回って市民の生活に役立つようにということで御準備願いたいというふうに思うのでありますけれども、さらにもう一度御答弁願いたいと思います。 15: ◯国連防災世界会議準備担当局長  先ほどの御質問の中で、看板、14日から出したフラッグでございますが、デザイン等の関係という部分もありまして、統一的にやる関係で、大もととしては電通でございますけれども、実際その発注自体は地元のほうに発注しているという形になっております。  今、委員おっしゃられたとおり、また、先ほど私も申し上げましたとおり、やはり仙台市で行われるイベントという関係で、できるだけ地元のほうでできる部分につきまして地元のほうで対応するというような形で、今後ともきちんと指導をしていきたいというふうに思っております。 16: ◯大泉鉄之助委員  ぜひそのようにお願いしたいと思います。私は電通という会社に恨みは何もないんでありますけれども、何か、過去、仙台市がやったいろんな大きなものについても、この広告会社のほうに丸投げをしたためにいろんな問題が出たということは、皆様も御承知おきのことだと思っております。デザインなんかについては、地元にもデザイン会社がありますし、非常に優秀なデザイナーもいるので、ぜひぜひ今後ともそのように御留意願いたいというふうに思います。仙台市民から集めた税金は仙台市に使うという、こういう基本的な方向でお願いをいたしておきたいと思います。  もう1点でありますけれども、今回、この国連防災会議が開かれるということで、2月に毎年予定しております仙台の夕べというものは、今回はなしということに伺っておりました。なかなか御案内がないので日にちを問い合わせたところ、今回はないんだと、こういうことでございましたけれども、この仙台の夕べというのは、私は毎回いろいろと注文をつけてきたわけで、なかなか100点満点差し上げるようなことはなかったというふうに私は思っておりますけれども、でも、中央において仙台を宣伝するには大変いい機会でありますが、ことしは防災会議があるためにということで、あのメンバーが防災会議に来ているわけではない、あそこにお呼びするような人たちがこの防災会議に来るわけでは毛頭ないわけなので、長年やってまいりましたこの仙台の夕べというものを今回は中止するわけですけれども、中止をした場合に、かわるものを何かお考えになっているのか。それから、毎年御案内が来て楽しみにしておられた首都圏におられる方々に対して、今回これこれしかじかのためにやりませんけれども、お客さんに仙台のお菓子などは配りませんけれども、そのかわりにこういういい情報をお配りしますぐらいの、何かそういった手だてなどをお考えになっているのかどうか伺っておきたいと思います。 17: ◯総務局長  仙台の夕べでございますが、ことしはやらないということでございまして、国連防災世界会議につきましては、仙台をアピールする非常にいい機会でございますので、今後、担当局とも連携をとって、この国連防災世界会議について、いつも出席されている方について改めてアピールをしてまいりたいと思っておりますが、昨年の仙台の夕べでも国連防災世界会議のブースを設けましてアピールをしてきたところでございますので、その流れを大事にしてまいりたいと考えております。 18: ◯野田譲委員  今、大泉委員がお話ししたとおり、まさに仙台には経済効果を望んでいる人が非常に多くいるかと思いますけれども、委員会の中でも御指摘いただいたように、宿泊施設、3,000室を確保しているということで、1月現在で2,000室は埋まっているということでございますけれども、この対応はどちらでやっているのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。 19: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  本体会議参加者の宿泊につきましては、地元実行委員会がJTB東北と協定を結びまして宿泊センターというものを設けまして、ホームページ上で予約を受け付けているところでございます。 20: ◯野田譲委員  JTBがやっているということでございますが、3,000室を予約を確定しており、2,000室が埋まっていて、まだ1,000室、1月も20日ですから、もう少しはいろいろ確定している部分があるんでしょうけれども、それが、いつどのような時点で予約している部分を手放すのか、その辺お聞かせください。 21: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  まず、現在の予約状況でございますが、1月19日現在で2,000室が約2,500室ということで入ってきております。また、このほか、確定ではございませんが、さまざまな御要望が寄せられておりまして、スイートを中心に外務省のほうで調整を行っているところでございます。今後、当然埋まる見込みのないものにつきましてはリリースをする場合もございますが、逆に、御希望の多いホテルにつきましては、相手方のホテルと協議をいたしまして、できる限り増室をいたしまして、会議参加者の皆様の御要望に対応していきたいというふうに考えております。 22: ◯野田譲委員  ぜひ多くの方々が仙台市に訪れるときに、旅行会社も含めてホテルはいろいろ押さえているんでありましょうけれども、なかなかとれなくて仙台に来れないという状況もあろうかと思います。そういう部分は適時対応をぜひお願いしたいと思います。  あとは、先日、ちょっと民間の方から御指摘をいただいたんですが、国際センター、大変老朽化している部分で、これから国連防災会議を、多くの方をお招きする中で、中の内装の問題とか、じゅうたんの問題とか、そちらのほうがとても汚いと、そういうことでいいのかという御指摘をいただいたんだけれども、そういうところに目を配っているのかどうかお聞かせください。 23: ◯国連防災世界会議準備担当局長  国際センターのほうにつきましては、今回の国連防災会議ということで幾つか直すと、修繕をするということは伺っておりますが、今、御指摘がありました壁紙やじゅうたんといった部分については、たしか今回については修繕とか、かえるとかということはなかったかと思います。こういったお話がこの委員会の場で指摘がなされたということにつきましては、私のほうからその施設所管局のほうと協議をしたいというふうに思います。 24: ◯野田譲委員  時間がないわけでございますけれども、できればやっぱり自分の目で確認をされながら、国際センターの中も多くの人が出入りし、そしてまたそこから展示場にも移れるような状況でありますから、時間がない中で現実対応して、可能であるならば、私はすぐすべきだと思うほうなので、検討をぜひしていただければと思います。 25: ◯柳橋邦彦委員  心配だらけなんですけれども、この総務財政委員会は来月はない。3月はもうこれは終わっているということなので、いろいろと事前に教えてほしいことはたくさんあるんだけれども、頭の中で考えるまでもなく、お客様を最初受け付けしてお返しするまでのこの間のことで、皆さん方の頭の中で、受け付けですね、最初のレセプション、これから始まってお帰りいただくまでの流れといったものについては、当然一つ一つ考えておられるだろうなというふうに思いますが、港は多分受け入れはないんだとして、鉄道とエアのほうですね、空港のほう。これのいわゆる御案内、それのほうは大丈夫になっているんですか。 26: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  会議参加者の皆様が仙台に到着された場合、今お話がございましたように、仙台駅ないしは仙台空港から入るということでございますので、おのおのにつきまして御案内のブース、あるいはデスクのようなものを置きまして、御不明な点があった場合については、それで御案内をさせていただいて、会場のほうに無事御到着いただけるように準備を進めているところでございます。 27: ◯柳橋邦彦委員  十分な体制をとっていただきたい。ある程度マンパワーが必要と思うんですね、一どきに多くの方々が来られますから。ですから、そこをよく想像力を働かせていただきたいと思います。  それから、一つ、先ほども大泉委員のほうからありました仙台の夕べですね。私も連絡がないのでどうなっているのかなとは思っていたんですが、私の頭の中では勝手に、この国際会議の中で仙台の夕べをやるんだろうと、こういうふうに解釈していたわけです。そして、今お伺いしますと、やらないということは甚だもったいないと、こう思うんですね。あれだけの規模であの時間十分もたせて、それで仙台のPRを随分やってこれらたわけですね。しかも、さまざまな分野のPRをやってきた。あれ何とか、この会議の間でやったっていいのではないか。東京の方々は来る来ないはともかくとして、ああした催し物はぜひ必要だと思うんですけれども、国連の主催する防災会議だからそういうのは入れられないのだということでは、私は決してないんだと思うんですよ。だから、ああいったパーティーをやっぱり用意をして、この際、仙台の宣伝をですね、あのぐらいはやってもいいのではないのかなと思うんですけれども、それもやりませんで終わりなんでしょうか。 28: ◯国連防災世界会議準備担当局長  今回、仙台市のほうといいますか、仙台市とそれから東北6県といったところで、先ほどの御説明にもありましたが、委員の皆様、議員の皆様のほうにも本日御招待をしている地元歓迎レセプションという場を設定しております。この場自体は、仙台市以外に東北6県、これが一緒になってということで、それぞれの御協力をいただいて、例えば食材とか、それから飲み物とかを御協力いただいてやっていただくという場のレセプションということでございます。  先ほどのお話があった件につきましては、仙台の夕べ、経済局のほうがこれまで所管してやってきましたけれども、そういった部分について、例えば取り入れられる部分、仙台の夕べでやっていた部分が、例えば地元レセプションの中でどういった形でできるかどうか、そういった部分につきまして、ちょっと経済局のほうと協議といいますか、話をさせていただきたいというふうに思います。 29: ◯柳橋邦彦委員  六魂祭などはどうなりますか。そういう催し物をお見せすると外国の方は一番喜ぶわけですよ。一番印象に残るのはそれなんですね、きっと。そういうものを合体させて、セッションの中でお見せをするというようなアイデアはないんですか。 30: ◯国連防災世界会議準備担当局長  地元レセプションにつきましては、いわゆる各県でのほうの出し物ということで、今、いろいろ各県のほうでもお考えいただいている部分がございます。ただ、今、委員からお話があった、六魂祭で出るような例えば竿灯とかそういった部分を持ち込んでという、六魂祭でやるようなそういった部分は、実際やれるというふうな話は現在までのところはございません。ただ、何らかの形で、東北のほうで、各県のほうでいろいろ御披露できるものがあればということで御検討いただいているというところでございます。 31: ◯柳橋邦彦委員  何かつまらないなという感じがするんですけれども、仙台の夕べでもあのぐらいの、役所の方々丸抱えで皆頑張ってやるんですけれども、やっぱりあれを想像しただけでも、それから今まで何回かやった国際会議を想像しても、やっぱり今回のやつは最大級だと思うんですね。そうしたら、せっかくそれだけの外国の方がお越しいただいて、防災も、もちろんこれは防災会議だから防災のことをやるのは当たり前だけれども、それだけに、おもしろい印象を持って、あのまちはおもしろかったという、あの会議はよかったという、そういう印象というのは案外そうしたものの中から得られるものだというふうにも思いますので、今からじゃとても間に合いそうもない話ですから、それを承知でおもしろくしろと、こう言っているわけですけれども、そういったアイデアをどんどん出し合ってやってきたのかなというふうに寂しく思うわけです。  それから、パーティーがいろいろあると思うんですけれども、立食のパーティーやなんかもあると思います。そうすると、当然そこに、場合によっては市内にあるパーティーコンパニオンの会社の方にお願いをするようになるのかな、ならないのかな。そういった際の連絡は既にできているんでしょうか。 32: ◯国連防災世界会議準備担当局長  会場につきましては、資料にございますように、ホテルメトロポリタン仙台、こちらを使うことになっております。我々のほうとして何人かの語学ボランティアについては配置したいというふうに考えておりますけれども、我々のほうとしてコンパニオンの手配というところは、今、考えていないところでございます。 33: ◯柳橋邦彦委員  それももったいないという話。地元にお金を落とすというのであれば、そういうことも一つのことなのではないのかとも。  では、伺います、もう一つ。タクシー。これは前から打ち合わせをして、運転手さんに、5カ国語でしたか、何か印刷したものをお客様にお見せするなどして意思を疎通するということのようなんですが、それもある意味いたし方がないなと思うところなんですが、その辺の打ち合わせはどうなっていますか。 34: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  タクシーの対応につきましては、先般も宮城県タクシー協会のほうと打ち合わせを行いまして、今、委員からお話が出ました、いわゆる多言語によります、指さしによりましてコミュニケーションのとれるようなものの配付、あるいは、会議場、今回、多数分かれたり、ホテルも分かれますので、タクシー協会と私どもでさまざまな会議についての情報を共有しながら、適切に、スムーズに御案内できるようにということで打ち合わせを行ってまいりました。今後につきましても、タクシー協会との間で会議準備が進む中、適宜協力をし合って情報共有をしながら進めてまいりたいということで、先般の打ち合わせを終えてきたところでございます。 35: ◯柳橋邦彦委員  これは老婆心ながらお伺いしますけれども、日本のタクシーは勝手に後ろのドアがあいて勝手にしまるんですね。外国へ行くと、つい我々はドアをしめるのを忘れて、そのまま歩いていっちゃったりするんですよ。こんなことは、けがに結びついたりするとよくないので、そこらあたり、小さなことかもしれないけれども、外人の方々はタクシーを自分の手であけるのが習慣になっていて、自動的にドアがあいて、自動的にとまるなんていうことは毛頭考えていませんからね。そういうような習慣の違いといったことで、わずかなことで相手の方に不快な思いをさせないというようなことは、本来、日本人が特徴とする細かなところの気配りと、こういうことにもなりますので、そこらあたりも何か、そうですね、パンフレットの中に何か一言そういったことを書いておくとか、何かマニュアルブックみたいなのを用意していて、受け付けた途端に、トイレの習慣だとか、さまざまなことを来たお客様がそれを見ることによって大体生活習慣がわかりますよと、そういうようなものを親切心を出して御用意しておくなんかいいのではないのかなと思うんですよ。ぜひそれは御検討いただきたいと思います。 36: ◯渡辺博委員  1点だけお聞きします。国が、あるいは国連が専ら行うことと、我々地元が行うことと分かれて、地元仙台が行うことの御説明を中心に伺ったというふうに理解しております。私、ちょっと聞き漏らしたのかもしれませんけれども、警備の問題です。会場内はエリアに枠をつくって、ここは関係者しか入れないと、こういうことだったわけですけれども、警備の体制は一体どういうふうになって、仙台はどういうかかわりを持っているのか。  それから、平日もかかわるんですよね。14日、15日、16日と、16日から平日になります。市民生活は休みなく営まれるわけでございます。これは影響がないわけではないと思います。市民の皆さんに対して事情をお話しして、協力をいただくということが大事だろうというふうに思います。その辺のことについて、御配慮はされていると思いますけれども、仙台市がかかわる部分についてお聞かせをいただきたい。警備ですから余り公にできないこともあるかもしれませんので、その辺はもちろん配慮してお願いしたいと思います。  それと、急に国際的にも、きな臭い状態に今なってきております。一層その辺について、国も国連も注意をさらに強めていくことになるだろうというふうに思いますけれども、今現在、どんなふうなことになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 37: ◯沼田国連防災世界会議準備担当課長  まず、警備についてでございます。先ほど御説明申し上げましたように、本体会議場の中核となる部分につきましては国連管理下ということで、国連の警備担当部門が中心となりまして、民間の警備会社を使いまして警備をいたします。そのほかの部分、博物館等々につきましては日本政府がその責任を負います。当然、国連管理下と申しましても日本国内でございますので、全体といたしまして宮城県警あるいは警察庁とともに緊密に連絡をとりながら警備を行っていくということで協議を進めているところでございます。御指摘のありましたように、さまざま海外でテロが発生するなど状況が変化しているところでございまして、今後とも警察との協議をしていきたいと考えてございます。  もう1点でございます。平日もかかるということで、先ほど、できるだけ交通渋滞につきましては抑制する方向で考えているところでございますが、当然、一定の影響があるということも想定されるところでございまして、今後、情報整理をいたしまして、市政だより等で、あるいはホームページ等で市民の皆様への御理解をいただくような広報をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 38: ◯国連防災世界会議準備担当局長  先ほど委員のほうから、最近いろいろ海外のほうでテロ関係の事件があるといったことへの対応の関係でございますが、宮城県警察との協議におきましては、まだ参加国とかそれから参加者のレベル、そういったものが決まっていないということもありまして、特段そういった部分についての言及はないところでありますが、今後もやはり警察との協議を緊密に行いまして、会議参加者というだけでなくて、やはり仙台市民の安全・安心といったものを守るという観点でも、そういったことで緊密に協議を進めて、対応が必要な場合におきましては我々としても適切な対応をしてまいりたいというふうに思います。 39: ◯鈴木繁雄委員  おもてなしの部分でちょっとお話をさせていただきたいと思うんですけれども、仙台市では最近、おもてなしというとすぐ、安直だからだと思うんですけれども、伊達武将隊とかというのを気軽に、気軽って非常に手軽くお使いになる場面が結構あるんですけれども、今回は出てきたりはするのかどうか、非常に心配をしております。  というのは、昨年ですか、アカプルコだかメキシコだかに行ったときに、公費をもってあの伊達武将隊をかなりの経費を使って連れていって御紹介をしたと。あれはかなり私からするとですね、大変な文化的な誤解を与えるということであるし、そのものが非常にレベルの低い、ぺなぺなのベニヤ板みたいなものですよね。あれをもって日本の文化の余興の一部にされたのではたまったもんじゃないと。仙台市ではそういうことに対して非常に軽薄な扱いをしているんじゃないかと。片やですよ、日本の文化ということで、裏千家の大宗匠及びそれにかかわる茶道の方々を自費で参加しろということで参加をさせて、大宗匠はみずからの自費で仙台の方々の役に立てばということで行ったのが、昨年のアカプルコなんですか、メキシコですか。どっちだかちょっと私、何だかとにかくあっちの太平洋を渡って行ったとかね、姉妹都市の。そういうことを私聞きまして、非常にびっくりしたんですよ。  ああいう伊達武将隊なるものというのは、いわゆるこれは大変おもしろく結構な、これはこれで結構だと思うんですけれども、公的なもので、そして公式に日本の文化を紹介しようとするときは、非常に私は間違っていると思うんですね。もし日本の武道とか武士とかというものを紹介するのであれば、正式なですね、日本には居合抜きであるとかそういうものがしかとあるわけですので、そういうものを御紹介するなりですね。いわんや民間の茶道の方々にあの太平洋を渡って自費で参加して協力してくれなんて、そしてあのぺなぺなのを何百万もお金を出して、公費で、税金でやるなんていうのは、私はとんでもないことだと思っているんですけれども、今回はそのような軽薄なことはされないんじゃないかというふうに期待はしているんですけれども、その辺の安直さというか、ないようにしていただきたいと思いますが、いかがになっているか、ちょっと心配なものですからお伺いしておきます。 40: ◯国連防災世界会議準備担当局長  今、委員から御指摘あった部分、いわゆる日本文化の紹介といったようなものにつきましては、博物館のほうに設置します東北おもてなしセンター、また、先ほどお話し申し上げました、地元歓迎レセプションといったところでも幾つか考えたいというふうに思っておりまして、今の委員からの御指摘、十分に心にとめて対応してまいりたいというふうに思います。
    41: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...